土作りについて

花壇や家庭菜園、コンテナなど、目的の植物を育てるために、植物栽培の基本となる土作りをしなければなりませんが、多くの植物に共通するのは、水はけや通気性がよく、栄養分のかたよらない土を作ることが大切になります。

参考 → 園芸用土園芸肥料

庭の土作り

花壇や菜園などの土を作るには、根が張りやすく、基本的な通気性や排水性を確保するために、適度に耕し、養分の補給として元肥となる有機肥料などを混ぜますが、国内の条件では土が酸性にかたよりがちになるので、同時に石灰(1㎡当り1握り程度)を施して、土の酸度を調整し、目的に応じて用土類を追加したりします。

土を起こすのは植物を栽培する1週間以上前に行って、石灰の化学反応の収まりや肥料がなじむのを待ちます。耕す深さは土壌条件や植物の種類によって変わりますが、多くの植物では深さ10cm程度の中の活動が重要になります。また、土を耕すことで雑草の根が分断され、露出することで雑草を減らし、成長を遅らせる効果もあります。

連作障害の危険性があるので、前に植えた植物と近縁である種類の栽培は避け、過湿の土壌条件では、耕した土を周りより高くすることで、排水性をよくすることができます。

容器栽培の土作り

コンテナなどの容器で栽培する場合には、限られた空間で育てるために、庭の土作りよりも排水性や通気性、保水性や保肥力を十分検討して作る必要がありますが、必要となる用土類は、園芸店やホームセンター、通信販売などを利用できる現在では入手が容易になっています。庭土を用いる場合は雑草の発生に注意してください。

基本的な用土のブレンドは黒土と赤玉土、腐葉土を当量に混合したものになりますが、予め目的の植物栽培に合わせてブレンドされた培養土も市販されており、ハンギングポットなどで保・排水性を保ちながら軽くしたい場合にはバーミキュライトやパーライトを適量加えてブレンドします。

長い期間利用した土は病虫害が発生したり、養分のかたよりや酸性が強くなったり雑草が増えたりするので、天日や高温で消毒してから土の再生剤などを利用した上で、赤玉土、有機質の用土や堆肥などを追加して調整し再生します。

ハイドロカルチャーなどの水耕栽培

水耕栽培では使用する水が重要になり、清潔な水を使わないと病害が一気に広がる危険性があるので、水管理には十分注意します。

ハイドロカルチャーで利用するハイドロボールなど(発泡煉石、レカトン)は、清潔で栽培に植物に適した大きさを選び、イオン交換樹脂や珪酸白土を少し追加して根腐れや水腐れを防止し、栽培容器も十分に清潔にします。

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