その他の手入れ

ガーデニングを楽しむには、まだまだ作業がありますが、慣れてくると楽しみにもなります。

花がら摘み

花がらを摘み取らないと、種をつけてしまい、植物の体力を消耗させるだけでなく、種をつけたことで植物が役目を終えたと判断して、花をつけなくなったり、枯れはじめたりするので、長く楽しむためにも花がらを花首から摘み取ります。

また、咲き終わった花がらを直ぐに摘み取らないと、花がらで細菌が繁殖して病気の発生源になったり、害虫が繁殖することがあるので、こまめに摘み取って清潔に保つ必要があります。

追肥・お礼肥

植物が成長を続けると元肥だけでは土中の養分が足りなくなり、十分に生育できなくなる場合があるので、生育途中で肥料を追加して養分を補給する必要があります。

生育の穏やかな樹木などの植物では、春か秋の年に1~2回、穏やかに効く緩効性肥料を与えますが、生育の早い草花や野菜などでは、生育途中に即効性の化学肥料などを与え、花期や実をつける期間が長い植物では、さらに数回与えます。

また、コンテナ栽培や花期が長く花数の多い植物では液体肥料を数回追肥として与え、葉面に散布することもありますが、葉から養分を吸収することができない植物にとっては、具体的な効果は不明です。

花期や実をつけ終わった多年草や花木、果樹では、花や実をつけて多くの体力を消耗し、土中の養分も消費してるので、お礼肥と呼ばれる追肥を与え、回復させます。

参考→ 「園芸肥料について

中耕

植物の栽培を続けていると、雨や水やりなどによって土の表面からしまって固まり、通気性や排水性が悪くなってきます。これを改善するために、栽培期間中に土を起こしてもとの通気性や排水性のよい土に戻すことを中耕と呼びます。

中耕を行うと、通気性や排水性が改善されるだけでなく、土をかき回すことで雑草の処理も同時にでき、ジャガイモやダイコンなどの根菜類の栽培では、イモなどが露出して青くて硬くならないように、起こした土を下部元にかけて覆います。

レーキ(熊手)などで株と株の間をかき回すように土を柔らかくしますが、深く起こしすぎると、植えてある植物の伸びた根を傷めるので注意します。また、中耕と同時に追肥を行い肥料を混ぜると、さらによい土壌の改善効果があります。

植え替え

庭の植物を植え替えるには成長が緩慢な早春や晩秋に行うのが一般的です。植物は設置物ではなく生き物なので、安易に植え替えしないですむのが一番植物にとって良い場合が多いですが、植え替える場合はできるだけ根を傷めないように大きく掘り起こして、予め用意した植え穴に植え付けと同じように植え替えます。

鉢植えなどの容器栽培では植物が生長して容器の中で根がいっぱいに張り、それ以上伸びることができなくなる「根詰まり」と呼ばれる状態になります。植物の成長具合によって数ヶ月から数年までと期間に違いがありますが、水分や養分の吸収が著しく悪くなり、放置すると最終的には植物が枯れてしまいます。

これを回避するには、根詰まりを起こした植物を植え替える必要があります。できるだけ早くに根詰まりを起こした植物を容器から抜き取り、外側の根をほぐして切りつめ、できればひと回り大きな鉢に植え替えます。ただし、根の回復が難しい植物もあるので留意して作業します。

植え替えをすると根が傷むので、機能の低下した根に合わせて枝葉も切り詰める場合があります。また、鉢植えの場合はしばらく、半日陰で根の回復を待ちます。

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