園芸用土について / 園芸肥料について / 土作りについて / 栽培容器について / 種まきと育苗について / 植え付けについて / 管理作業について
苗や球根を植えて花壇や寄せ植えなどを造るのは、簡単で楽しい作業です。現在では様々な苗や球根類が手軽に入手できますが、環境に適した植物を選び、植え付け(定植)のポイントを知ると、より美しいガーデニングを楽しむことができます。
▼ 植え付けの準備 ▼ 苗の植え付け ▼ 球根類の植え付け ▼ 樹木類の植え付け
植えつけ前には植物の植えつけ適期を十分に把握しておく必要があり、霜害の影響や温度が十分であるかだけでなく、一日の日の長さに反応する長日植物や短日植物など日長感応性があるものもあり、適期に植えつけないと花や実をつけなくなる場合があるので注意します。
参考 →
苗・球根の植えつけ適期と花期-植物名順(温暖地域)
苗・球根の植えつけ適期と花期-植付期順(温暖地域)
苗・球根の植えつけ適期と花期-花期順(温暖地域)
種苗店や園芸店、ホームセンター、通信販売など、または自分で作って入手した苗や球根類が用意できたら、「土作りについて」などのように植え付けに適した土に整え、成長した後の大きさを見越した間隔で、いつ花が咲いて、どのような雰囲気になるのか想定し、過湿な土壌条件では高植えにするなど植栽計画に改善点がないか見直します。
購入などに当って、基本的な苗を選ぶ基準は、一言で言うと「ズングリムックリした苗を選ぶ」ことになり、茎が太く葉が厚く色が濃い苗は一般的に適した環境で丈夫に育っている可能性が高く、背が高いと徒長してる危険性もあります。
また、球根類を選ぶ場合はドッシリと重みのあるものを選びますが、直ぐに植えてから成長するように、予め暖かい環境で光に当てて処理してある場合は、多少萎びて軽くなり、保存管理が悪い場合も同様で、さらに萎びて軽くなります。
基本的に苗を植えつける場合、ポットなどから出し、根が傷み過ぎないよう、根鉢を全て崩さないように注意しますが、植えつけ後に根を伸ばすために、根鉢の表面を崩し、根が巻いてる場合などはほぐします。
植えつける深さは浅すぎず、深すぎないことが原則で、根鉢の表面と植えつけ場所の地表が同じ高さになるように埋めます。浅いと根が乾き気味になり、深いと根の呼吸が不十分となり、初期の生育によくありません。コンテナの場合は縁より1cm以上下げたウォータースペースを設けて植えつけたら、コンコンと2~3度床などに軽く当て、土を安定させます。
定植したら、たっぷりと水を与え、日を追う毎に水やり回数や量を減らし、土が乾き気味になる時間を長くして、水を求めて根が伸びるように成長を促進させます。コンテナ栽培などの場合は半日陰で数日管理すると安全性が高まります。
球根類を植えつけるときには、向きや深さと間隔に注意します。球根やイモには芽の出る箇所があるので、芽の出る部分に注意し、上になるように植えつけます。
球根類の植えつける深さは、一般に大きさの3倍程度とされますが、植物によって違いがあり、植えつけ間隔は、あまり横に広がらない種類では密植が可能ですが、生育と共に横に広がる種類では、生育後の大きさに合わせて間隔をあけます。
代表的球根の植えつける基本的な深さは以下の通りになります。
定植後は、苗物のような水やりの必要がありません。過湿にすると腐る場合もあるので注意します。
花木や果樹などの庭木類もポット苗の場合は、植えつける基本は草花類と同じですが、樹木類の苗にはワラやコモなどで根を包んだ根巻き苗があり、大型である分、植えつけ時の固定もしっかりと行う必要があります。
植え付けは、根鉢や根巻きより一回り大きい植え穴を掘り、ポット苗の場合は、根鉢が崩れないようにポットから出し、根が回っている場合に限り根鉢の表面だけをほぐし、根巻き苗の場合は包みを外すことなくそのまま植えつけます。
植え付け後は、以下の二つのいずれかの方法により、しっかりと固定します。
背丈が高く、風などの影響を受けやすい場合には、さらに支柱を沿えて固定し、根腐れを起こさないように余計な水やりは行わず、自然の降雨に任せます。
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